
銀杏 樹木 木 緑 空 雲
「深く沈黙する大地から、光の海へと手を伸ばす。めぐる季節の約束を胸に刻んだ、静かなる守り人。」
みずみずしい苔に覆われた大地に、その永い歴史を物語るかのように重厚な幹を横たえる銀杏の木。 幾重にも時を重ね、無数の風雨を凌いできたその姿は、ただそこに在るだけで神聖な空気を醸し出している。 うららかな陽射しを浴びて、どこまでも青く澄んだ天空へと若葉を広げ、次の季節への静かなる呼吸を続けている。 大地と空、光と影の調和のなかに、生命の逞しさと優しさを感じる、ある昼下がりの記憶。
